鍼灸師の学校には実技の授業はあるの?

鍼灸師の学校には実技の授業はあるの?

鍼灸師の学校では、国家試験科目に対応した座学はもちろん、実際の施術を練習する実技授業があります。基本的な技術に加え、学校によって方法が異なる場合もあり、スポーツや美容に特化した技術を教えてくれる学校も存在します。 鍼灸師になるための実技授業では、「鍼」と「灸」の二つの授業が行われるのが特徴です。「鍼」の授業では、主にシャーレーやディスポーザブル鍼などの道具の使い方を学びます。道具の中でも鍼には様々な種類があり、それぞれが長さや太さだけでなく、素材や形状までが異なります。多くの種類の中から、症状やうつ場所によって適切なものを使い分けなければないりません。施術は同じ学校に通う生徒とペアになり、お互いに鍼をうつ練習することになります。 灸の授業でも、同様にクラスメイトと組んで実践授業を行う必要があります。蓬の葉を乾燥させた「もぐさ」を使用する灸の授業では、成型されたものではなく、乾燥させた葉を指でひねって適切な大きさに調節します。硬さや湿度、大きさなどで燃焼した際の温度が変化するため、習得するのが難しい技術です。

病院の臨床現場でも活躍するのが現代の鍼灸師

交通事故などで大怪我を負った際、一定期間の安静を経てリハビリをしないといけません。人間は1週間程度の期間でも、自力で身体を動かさないと満足な運動ができない性質を持っています。特に足腰に至っては2日でも大幅な筋力の低下を促すので、病院では理学療法士と呼ばれる専門職が機能回復に尽力をされます。さらに滞ってしまった血行促進を促す専門家も在籍をしており、臨床現場で大いに活躍をされているほどです。その専門家とは鍼灸師で、鍼と灸を駆使した処置を実施されています。鍼灸師は国家資格ではなく、専門学校で3年間技術と知識を身に付けると資格を手に入れることが可能です。以前は民間療法という位置づけで見られていた処置でしたが、人体に108個備わっている経絡秘孔を見極める知識があり、それを刺激することで人間の運動能力・血行促進と免疫力を大幅に高められることが、アメリカの医学界で確認をされました。それ以降は臨床現場で活躍をしています。